NEQTO Firmware (STM32 Discovery Wi-Fi) リリース
v02.02.01
改善
- HTTP/HTTPSオブジェクトのソケットタイムアウトのデフォルト値が仕様と異なるバグを修正しました。
- HTTP/HTTPSオブジェクトのソケットタイムアウト設定値が反映されないバグを修正しました。
- HTTP/HTTPSオブジェクト、abortメソッドの応答性を改善しました。
- MQTTおよびnqMQTTオブジェクトにおいて、MQTTの接続性を改善しました。
- MQTTおよびnqMQTTオブジェクトにおいて、
'connect'
コールバック処理が完了した後にcanPublishメソッドがtrueとなるように改善しました。
v02.02.00
機能追加
- utilsオブジェクトにX.509証明書情報を取得する機能を追加しました。
- nqServiceオブジェクトにバッテリイベントを通知する機能を追加しました。
- nqFOTAオブジェクトのfileDownloadメソッドにダウンロードの途中経過を通知するコールバックを追加しました。
改善
- 既知のエラッタ(
Eratta 1
)を解消しました。
v02.01.00
機能追加
- MQTTオブジェクト、connectメソッドオプションに送信および受信バッファサイズ設定を追加しました。
- nqMqttオブジェクトにシステムパラメータ(
キープアライブタイマ
)を設定する機能を追加しました。 - nqServiceオブジェクトのeventNotifyメソッドに
タイムスタンプ
を指定する機能を追加しました。 - nqServiceオブジェクト、writePublishメソッドおよびendPublishメソッドの送信データに
ArrayBuffer
を指定する機能を追加しました。 - StorageオブジェクトのRawMemBlock領域用readメソッドにおいて、指定された読出しデータサイズの範囲内でデータが存在する位置まで読み出す機能を追加しました。
改善
- NEQTOデバイスとNEQTO Console間の初回通信の接続性を改善しました。
- Wi-Fi通信処理を最適化しました。
- MQTTオブジェクト、connectメソッドオプションのユーザー名とパスワードが最大文字列長まで指定できないバグを修正しました。
- nqMqttオブジェクトのgetメソッドにおいて、データ種別
"String"
を使用し、ダブルクォート"
を含んだ文字列を指定した場合、ダブルクォート"
が省略される可能性があるバグを修正しました。 - nqServiceオブジェクト、reloadイベントコールバック処理の中で例外が発生した際、セーフモード移行しないバグを修正しました。
- メモリ枯渇を引き起こすスクリプトがロードされた際、デバイスがリセットする可能性があるバグを修正しました。また、本異常を検出した場合、イベントメッセージで「out of memory (loading)」を通知する機能を追加しました。
v02.00.01
改善
- オフラインレジュームで起動した際、nqWiFiオブジェクトのgetScanListメソッドをコールすると例外が発生するバグを修正しました。
- オフラインレジュームで起動した直後にスタンバイモードまたはストップモード遷移させた場合、通信モジュールのシャットダウンが行われない可能性があるバグを修正しました。
- v01.01.00以降、nqWiFiオブジェクトのgetScanListメソッドでスキャン結果が得られないバグを修正しました。
v02.00.00
重要なトピック
- Expressモード機能をサポートしました。NEQTOデバイス起動時に必須条件となっているネットワーク接続及びNEQTO Console認証をパイパスして、動作スクリプトを起動することが可能となります。
機能追加
- nqWiFiオブジェクトにWi-Fi通信状態を取得する機能を追加しました。
- Sleepオブジェクトに無線通信を有効/無効にする機能を追加しました。
- SleepオブジェクトのsetStopメソッドにネットワークシャットダウン設定を追加しました。
- nqDiscoveryオブジェクトにシステムLEDの動作を制御する機能を追加しました。
- MQTTオブジェクト、publish/subscribe/unsubscribeメソッドの戻り値にエラー通知を追加しました。
- nqMQTTオブジェクト、publishメソッドの戻り値にエラー通知を追加しました。
- nqServiceオブジェクトにNEQTOデバイスに割り当てられているサービス固有情報を取得する機能を追加しました。
- NEQTO Consoleからトリガーコマンドを受信した際、User Console上にイベントメッセージを表示する機能を追加しました。
- 通信モジュール異常(故障)を検出した際、詳細要因をUser Console上にイベントメッセージで表示する機能を追加しました。
- nqFOTAオブジェクトのreportResultメソッドオプションにイベントメッセージタイプを追加しました。
改善
- Wi-Fiモジュールの起動シーケンスを改善しました。
- ストップモード移行した際、システムLEDを消灯するように改善しました。
- MQTTオブジェクト、connectメソッドオプションの自動再接続リトライ回数を有限回指定した場合、リトライ回数が満了した際にデバイスがリセットするバグを修正しました。
- セーフモードからスクリプトの再ロードを行った際、システムLEDの点滅が仕様と異なっているバグを修正しました。
- GPIOオブジェクト、setIrqメソッドで複数の割り込みイベントを設定した状態で、同時に複数の割り込みが発生した場合、一部割り込みイベントが通知されないバグを修正しました。
- Sleepオブジェクトにて、ストップモード又はスタンバイモード遷移処理中に指定されたRTCアラームが満了した場合、即時レジューム動作となるように改善しました。
- オフラインレジュームでスクリプト終了した場合及び例外が発生した場合の処理を改善しました。
変更
- nqWiFiオブジェクト、getSignalQualityメソッドの戻り値で得られる受信信号強度値を、未接続時に-255とするように変更しました。
- Sleepオブジェクト、setStandbySyncメソッドの動作仕様を、ネットワークを強制的にシャットダウンしてからスタンバイモードに即時遷移するように変更しました。
v02.00.00より前のバージョンにダウングレードすることはできません。
v01.01.00
重要なトピック
- NEQTO-mエンジンがNEQTOエンジンに統合され、HTTP/HTTPS/MQTTオブジェクト機能が利用可能となりました。
- Wi-Fiモジュール(ISM43362-M3G-L44)の最新ファームウェアを適用しました。通信の安定性が向上しました。
機能追加
- UARTオブジェクトのopenメソッドにデータビット及びSTOPビット指定を追加しました。
- UARTオブジェクトにデータ送信完了を待つ機能を追加しました。
- UARTオブジェクトに受信エラーを確認する機能を追加しました。
- nqMQTTオブジェクトのgetメソッドに新しいLwM2Mデータフォーマットを追加しました。
- nqServiceオブジェクトに動作スクリプトの強制終了イベントが発生する前にコールバックする機能を追加しました。
改善
[throw '#nqEXIT']
を実行した際にデバイスがリセットする可能性があるバグを修正しました。- nqMQTTオブジェクトにおいて、内部リソースが枯渇した際に、デバイスリセットではなく、例外が発生するように修正しました。
- MQTTオブジェクト及びnqMQTTオブジェクトにおいて、接続エラーコードの「Connection failed」が「Other error」となる可能性あるバグを修正しました。
- nqMQTTオブジェクトにおいて、MQTT再接続中にSleepオブジェクトのsetStopメソッドがコールされた場合、レジューム後のMQTT再接続に時間がかかる可能性あるバグを修正しました。
- 時刻補正処理中に、SleepオブジェクトのsetStopSyncメソッドがコールされた場合、時刻ずれが発生するバグを修正しました。
- Machine Driverスクリプト(fup.js)上で、nqServiceオブジェクトのeventNotifyメソッドを使用した場合、イベントメッセージの種類が「Engine」ではなく「User」で通知されるように修正しました。
- nqFOTAオブジェクト、binReadメソッドで読み出すデータが無かった場合にnullが返却されず、0バイトのArrayBufferが返却されていたバグを修正しました。
- nqServiceオブジェクト、eventNotifyメソッドに1byteの文字を指定した場合、送信が失敗する可能性があるバグを修正しました。
- Storageオブジェクト、writeメソッドの書き込みデータに数値文字のみ指定した場合、予期しないデータが書き込まれる可能性があるバグを修正しました。
- デバイスのシリアルID取得コマンドで、シリアルIDが表示されないバグを修正しました。
- WiFi接続動作中に、SleepオブジェクトのsetStopメソッド又はsetStandbyメソッドがコールされた場合、フリーズする可能性があるバグを修正しました。
変更
- UARTオブジェクト、checkSendCompメソッドに関連する送信完了要件を「送信バッファ空」から「送信バッファ空」及び「ハードウェア送信完了」に変更しました。
v01.01.00より前のバージョンにダウングレードすることはできません。
v01.00.00
重要なトピック
- NEQTO-m EngineのSTM32 Discovery用ファームウェアが初回リリースになりました。
Updated: 2024-03-26