05. デバッグログ取得方法
NEQTOデバイス上で実行される動作スクリプトは、neqto.js(JavaScript)を使用して開発を行います。
その際、printメソッドを利用して、任意のログを出力しながらデバッグ評価を行います。
概要
下記のログ取得方法があります。
NEQTOデバイスをローカルPCに接続し、User Consoleモードを使用してリアルタイムログを確認する方法
> start↵
OK
> [system][info]Certification Complete(00.00.00)
[system][info]Checking Script...
[system][info]Ready
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ログ設定
ログ機能を使用する場合、事前にログの出力先を設定する必要があります。
JavaScript上からLogオブジェクトのメソッドを使用して設定を行います。
ログ取得方法
1. NEQTOデバイスをローカルPCに接続し、User Consoleモードを使用してリアルタイムログを確認する方法
LogオブジェクトのprintLevelメソッドを使用して、ログの出力先を設定します。
対象ノードのスクリプトに下記コードを追加します。
出力先として「NEQTOデバイスのシリアルポートからログ出力」を指定します。log.printLevel(2);
NEQTOデバイスをUser Consoleモードで起動します。
ターミナルソフトでCOMポートを開き、コマンドコンソールに入ります。
> ↵
> ↵
>
start
コマンドを入力するとNEQTOサービスが開始され、printログが出力されます。
> start↵
OK
> [system][info]Certification Complete(00.00.00)
[system][info]Checking Script...
[system][info]Ready
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2. NEQTOデバイス上の不揮発メモリにログを保存し、NEQTO Consoleからの遠隔指示によりログを取得する方法
LogオブジェクトのprintLevelメソッドを使用して、ログの出力先を設定します。
対象ノードのスクリプトに下記コードを追加します。
出力先として「NEQTOデバイス上の不揮発メモリにログ保存」を指定します。log.printLevel(1);
スクリプトを動作させます。
printログは不揮発メモリに蓄積されます。NEQTO Consoleから対象ノードに対して「デバッグログを取得」を指示します。
NEQTOデバイスはNEQTO Consoleからデバッグログ取得指示を受信すると、動作スクリプトを終了し、ログのアップロードを開始します。ログ転送が完了すると、再び動作スクリプトが実行されます。尚、ログ転送が成功した場合、不揮発メモリ上のログは消去されます。
しばらくすると、デバイスからログデータがNEQTO Console上にアップロードされます。
ログデータをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルをテキストエディタで開き、ログを確認します。
3. NEQTO Consoleにログをリアルタイム送信し、NEQTO Console上でログを確認する方法
- 事前にこちらを参照して、この機能に関する注意事項を確認してください。
- 本機能では、NEQTO Infinitypoolを使用します。
NEQTO Infinitypoolを使用するためにはオプション契約が必要となります。
LogオブジェクトのprintLevelメソッドを使用して、ログの出力先を設定します。
対象ノードのスクリプトに下記コードを追加します。
出力先として「NEQTO Consoleにログをリアルタイム送信」を指定します。
インスタンスIDは任意の値を指定します。(設定例 :100
)log.printLevel(4,100);
NEQTO Consoleのコンポーネント設定を行います。
対象ノードのテンプレートに、下記コンポーネントを追加します。
名前 備考 オブジェクト リソース インスタンス 任意 (設定例 : DebugLog
)任意 テキスト表示 テキスト 任意 (設定例 : 100
)スクリプトを動作させます。
printログがコンポーネント(DebugLog
)に表示されます。